耐震等級3でロ-コスト住宅は可能か? 静岡県地震地域係数Zs1.2と耐震等級3のZ1.5の比較。

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地震に対する強さの比較として、
・耐震等級1(建築基準法同程度Z=0.8~1.0)、
  数百年に一度発生する(阪神淡路大震災、東京地域では震度6~7)地震に対し
  て倒壊、崩壊しない強さ。
・耐震等級2(Z×1.25倍の強さ)耐震等級1の1.25倍の強さ。
・耐震等級3(Z×1.5倍の強さ)耐震等級1の1.5倍の強さ。
に分かれています。

今まで静岡県でも耐震等級1の建物が建てられてきていましたが、
東海地震を考慮して、平成29年10月着手の建物からは
“静岡県地震地域係数Zs=Z×1.2が義務化になりました。
重量鉄骨の建物では耐震等級別に構造計算した場合は、
大幅に鉄骨断面(材料の大きさ、厚み)が変わります。 ※下図参照 
それに伴い、基礎構造も割り増しになります。当然、価格もUPします。
性能が無視され、ただ価格だけで ”安い” ”高い” の評価がされがちです。
当社の重量鉄骨は、標準仕様で耐震等級3で構造計算していますが・・・?
狭小住宅、間口が狭い家、プランが構造的に無理している家、軟弱地盤の土地、
大型重機が入れず杭が施工出来ない場合など耐震等級3が取れない場合もあります。
1軒1軒のプラン条件や敷地の状態により構造も変わり価格も変わってきます。

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アイディースリー地域係数.png

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