『正岡子規』と『夏目漱石』 が 地元、静岡市清水区興津に関わっていた史跡を見つけてビックリしました。 ・・・ カバっち社長ブログ
日本経済新聞に毎日 掲載されています 小説の
『ミチクサ先生』は、若き日の夏目漱石の物語として、
楽しく読ませてもらっていました。
作者、伊集院 静氏の病気療養の為、
一時 休載となったのは 大変残念でしたが、
その小説の中で、若き日の夏目金之助 (漱石) が
興津の海で海水浴を楽しんだ、とありました。
その頃、金之助の親友である正岡子規は体調を崩し、
故郷の松山で静養していたので、
金之助は、子規に興津 滞在中の事を手紙に綴った、との事なんですね。
「・・・フムフム、そうなんだ。」なんて 感心しながら 読んでいました。
そうしましたら、近くの「清見潟公園」の一角に、
『正岡子規の句碑』って看板を見つけたものですから、
すぐ、確認に行きました。
この奥にあるのが、正岡子規の句碑です。
『 月の秋 興津の借家 尋ねけり 』
病の為、果たせなかった 興津への想いを俳句に読んだんですね。
これが、句碑です。
とっても、ロマン溢れるエピソードですよね。
まだまだ 地元に関わる事で知らない事が たくさんあるんだなぁ~、
って つくづく思いましたし、感動もしました。
興津港は 海運事業の開発で砂浜が無くなってしまいましたが、
今は 人工海浜を工事中です。
昔の様な景色を取り戻す事は出来ないでしょうが、
また違う感動を与えてくれる事を願っています。
『ミチクサ先生』の再開を願って 、すみません 私の独り言でした。