海から近い静岡市清水区の下町に建つ重量鉄骨住宅
2011年3月11日にテレビから流れた東日本大震災の映像。
あの日以降、昔から馴れ親しんだ近所の海や川が時にして恐ろしい脅威になることを
学びました。
そして自分が住む海と川に囲まれた住まいを建替えるときは、
地震だけでなく津波に対しても考えて重量鉄骨の構造を選択しました。
静岡市清水区でも海が近く下町風情にあふれる地域の為、
周りは住まいや商店などが多く犇めき合って土地もそこまで大きくない中で、
自分達は3階、両親は2階、1階は店舗という形で3階建て店舗付き二世帯住宅を
建築しました。
3階のベランダからはタラップ(避難・点検用ハシゴ)を使って
屋上に避難できるプランニングの住まいです。
1階の店舗部分は建築当初、将来店舗を作る為に倉庫として活用していましたが、
2年後にお施主様が接骨院を開業する事が決定して倉庫から店舗へのリフォームを
行いました。
店舗イメージも色々とお話しさせて頂き、気に入って頂いたプランで施工しました。
新築時のお引渡し風景をYouTubeに動画投稿していますので、そちらもご覧下さい。