駿河湾を望む防災住宅 エレベーター付重量鉄骨3階建て 静岡市清水区
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(3階ベランダからの駿河湾)
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海が間近なため津波浸水想定区域(静岡市ハザードマップ)で、
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2019年の台風19号の際には興津川が氾濫危険水を超えて『避難指示』が出ました。
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しかし、洪水や津波などが起きても、ながされにくい重量鉄骨。
構造は、消防署と同じ 耐震等級3。
一棟ずつ、地盤調査から構造計算まですべて実施しています。
重量鉄骨の基礎は、木造や軽量鉄骨などで採用されいてるべた基礎とは異なり、鉄骨の柱を支える基礎と、基礎と基礎をつなく地中梁などで構成します。
現場で見ると、豆腐のような四角いコンクリート塊。
手前の基礎は1.8m×1.8mで、畳2枚分の大きさのコンクリートの塊デス。
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↓↓ コンクリートを打つ前の鉄筋を組んだ状態 ↓↓
コンクリートの中は、鳥かごのように鉄筋を組んであります。
25cm角の太い重量鉄骨鋼材はビルやマンションにも使用されています。
4寸桧柱40本分の圧縮強度があり、鉄骨柱の肉厚9mm~16mm。
家族を守る住まいを消防署と同じ耐震強度でつくっているのです。
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インテリアのデザインは、もともと落ち着いた雰囲気を好まれたお客様と、昔のお宅の仏壇の横に置かれていたウシとゾウの置物が似合うコーディネートを提案させていただきました。
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アプローチを長くして、雨の日も実用的な玄関。
外壁と玄関のデザインと、即決した黒い床タイル。
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こちらは、ガレージ。
玄関とは対照的に天井を黒でコーディネートして落ち着いた雰囲気に。
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玄関収納は床から浮かし、照明を入れることでとてもよい雰囲気になりました。
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重量鉄骨らしい、大空間のLDK。
無駄を省き、シンプルにコーディネート。
生活感の出てしまう冷蔵庫置き場もひと工夫しました。
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こちらはキッチン側から。
キッチンに立った時に、外が見える。
この雰囲気が私はとても好きで、毎日慌ただしい朝も、朝日や外の季節を感じることができます。
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重量鉄骨のデメリットの室内に鉄骨の柱が出てしまうところもデザインとして提案。
家具もご提案させていただきました。
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LDKの一角に、スタディコーナー。
ピクチャーウインドウと、東京のショールームで決めていただいた照明器具。
家事や読書やパソコンなど、多目的に活用できます。
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洗濯物を室内干しするためのインナーバルコニー。
洗濯機もインナーバルコニーに設置し、洗濯を干すのが楽になります。
生活感の出る洗濯バサミやハンガーなども一緒に収納してしまいます。
来客時は、可動の採光引戸で明るさはとりつつ、洗濯物への視線はカット。
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グレーを基調にしたコーディネート。
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リズミカルで、落ち着いた雰囲気のアカシアの床板と壁のアクセントウォール。
照明も間接照明で、大人な雰囲気の洋室。
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ご両親が各階への移動がスムーズに出来るようにホームエレベーターも設置しました。
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